ワスレナグサ イギリスから輸入。米粒ほどの小さな花で、園芸的に親しまれている。

イギリスから輸入「ワスレナグサ」

ワスレナグサ(勿忘草)はムラサキ科ワスレナグサ属の一年草で、ユーラシア大陸やアフリカ大陸、オセアニアに約50種が分布しています。

ワスレナグサは原産地のヨーロッパでは多年草として分類されますが、暑さに弱く寒冷地を除き花後に枯れることから日本では一年草として分類されています。

ワスレナグサは明治時代に園芸業者がイギリスから輸入したと言われ、ワスレナグサの英名は「forget-me-not」です。ワスレナグサの和名には、「勿忘草」と「忘れな草」のふたつがあります。

ワスレナグサは環境に合えば、こぼれ種でも増えるほど性質は丈夫な草花です。

米粒ほどの小さな花「ワスレナグサ」

ワスレナグサの開花時期は4月~6月で、鉢植えの主役としても寄せ植えの脇役としても活躍します。

ワスレナグサはひとつひとつの花が米粒ほどの小さな花ですが、無数に咲かせる光景は美しく魅力的です。

ワスレナグサの花色は青のほか白やピンク、紫があります。ワスレナグサは苗のほか、切り花としての流通も年々増えています。

ワスレナグサはもともとガーデニング用として流通しているのは草丈の低いものでしたが、最近は矮性種のほか高性種や花が大きめなもの、斑入り品種など種類が豊富になりました。現在では茎が長い品種は、「ブーケ」などにもよく使われます。

園芸的に親しまれている「ワスレナグサ」

ワスレナグサのうち園芸的に親しまれている種類には、「エゾムラサキ」と「アルペストリス」との種間交雑種があります。

エゾムラサキは水辺に咲く植物で、日本でも本州中部以北の高原の湿地に野生化しています。

アルペストリスはヨーロッパ原産のワスレナグサ属の宿根草で、「野原勿忘草」とも呼ばれます。アルペストリスは原産地では亜高山の草原や林に自生し、日本では北海道や長野県に帰化しています。

高性種の「ブルームッツ」は草丈が30〜40㎝あり、切り花にも向きます。他の品種に比べて花が大きい「ミオマルク」は、栄養繁殖系なのでポット苗で流通します。

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