モンステラ 独特の形の葉で、人気のある観葉植物。花も果実もつく。

独特の形の葉「モンステラ」

モンステラは、「鳳来蕉(ほうらいしょう)」とも呼ばれるサトイモ科の常緑多年草です。モンステラの名前の由来は、ラテン語の語源「monstrum(モンスター、怪物)」からきています。

モンステラの原産地は、中米メキシコの熱帯地域で、30種類ほどが分布しています。モンステラは、室内用にどの地域でも観葉植物として育てられていますが、地植えでは、メキシコの他にハワイ、フロリダ、カリフォルニア、そしてアフリカにも生息しています。日本では、小笠原諸島、四国、九州、沖縄などでも見ることができます。

モンステラは立性(たちせい:茎や枝が上に向かって生長する性質のこと)と蔓性(つるせい:他の木などに絡まりながら生長する性質のこと)の中間の性質を持っているため、半蔓性と呼ばれています。

モンステラは茎は太く、葉は光沢のある緑色となり、生長するにつれてフチから葉脈にかけて深い切れ込みや穴ができて、独特の形の葉になります。

花も果実もつく「モンステラ」

モンステラは、大きく育つと数年で、白い仏炎苞を背にして緑色の肉穂花序をつけた花(水芭蕉のような花)が咲き、花の中心が「果実」になります。

モンステラの果実は、果実の周りについている緑のウロコのような模様が、ポロポロと自然にはがれて扱いづらく、食べられるまでに追熟が必要という特徴がありますが、「幻の果実」とも言われており、バナナとパイナップルとを合わせたような味が美味なため、沖縄では店頭で売られている地域もあるようです。

人気のある観葉植物「モンステラ」

モンステラは葉形が独特なので人気があり、玄関や書斎に置くなど、小鉢から大鉢仕立てまでいろいろなサイズで楽しめます。

モンステラは成長してからでなければ、本当の種類がわかりにくいと言われていますが、一般的に鑑賞用として鉢物にしているモンステラの多くは、「ヒメモンステラ」です。

鑑賞用のモンステラは、花が咲いて果実がつくことはほとんどありませんが、鉢を大きくして、温度と湿度の条件(温度は摂氏10度から30度、湿度は60%以上)を整えた育て方をした場合には、花も果実もつけることがあるようです。