キルタンサス スイセンとは少し趣の異なる花で、非常に種類が多い。冬咲き種と夏咲き種とがある。

スイセンとは少し趣の異なる花「キルタンサス」

キルタンサスはヒガンバナ科キルタンサス属の多年草で、日本には昭和の初めに入ってきました。キルタンサスは原産地の南アフリカでは草原や岩場に分布し、種によって形態や性質が大きく異なり変化に富んでいます。

キルタンサスの名前はギリシア語の「キルトス(曲がった)」と「アンサス(花)」からなり、花姿に由来しています。

キルタンサスの別名には「フエフキスイセン(笛吹水仙)」や「ツノブエソウ(角笛草)」、「ファイアーリリー」があります。

キルタンサスは「スイセン」とは少し趣の異なる感じの花で、冬花壇の彩りとして重宝し群生させると見事です。

ニホンズイセン 原産地は地中海沿岸で、シンプルな美しさ。雪の中に咲く花。

冬咲き種と夏咲き種とがある「キルタンサス」

キルタンサスの開花時期は12月~2月の冬咲き種、5月~8月の初夏咲き・夏咲き種とがあります。

キルタンサスの花形は細い筒形から壺形、盃状に大きく開くものなどで、下垂するものから上向きに咲くものまであります。

キルタンサスは常緑性のものが多く、環境条件によって落葉休眠します。

キルタンサスは手間をかけなくても増えていくため、ガーデニングの初心者にも育てやすい植物です。

非常に種類が多い「キルタンサス」

キルタンサスは45~50種と非常に種類が多いですが、一般的に流通しているものは「マッケーニー」や「サングイネウス」、「エラタス」があります。

マッケーニーはキルタンサスの代表的な品種で、主な開花期は冬から早春です。マッケーニーの花色は赤、ピンク、黄、オレンジ、白、複色と多彩にあり、花には芳香があります。マッケーニーは水を好むため湿気に強く、丈夫なので鉢や庭に植えたままでもよく育ちます。パステル調の色彩が魅力のマッケーニーですが、品種名のついたものでは「あかつき」や「東天」が挙げられます。

サングイネウスは初夏・夏咲きの代表種で、オレンジとピンクを混ぜたような花色です。サングイネウスは花は大きく開いて、「漏斗(ろうと)」型になります。サングイネウスは多湿にやや弱く、鉢植え向きです。

エラタスは初夏・夏咲きで、赤花の「ビーナス」やピンク色の「サターン」などがあります。エラタスも多湿にやや弱く、鉢植え向きです。エラタスは以前「バロータ・スペシオサ」として別属の扱いでしたが、現在では種間雑種も育成されています。

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