セイヨウヒイラギ 芳香がある白色の花で、クリスマスの季節に鉢ものや生花として流通。

クリスマスの季節に鉢ものや生花として流通「セイヨウヒイラギ」

セイヨウヒイラギ(西洋柊)はモチノキ科モチノキ属の常緑樹で、「セイヨウヒイラギモチ」とも呼ばれています。セイヨウヒイラギは西アジア、ヨーロッパ南部、アフリカ北部が原産地です。

セイヨウヒイラギは鋸歯(きょし)のある葉が「ヒイラギ(柊)」の葉に似ているため、この和名がつけられました。

セイヨウヒイラギは別名「クリスマス・ホーリー」や「ヨーロピアンホーリー」、「イングリッシュホーリー」と呼ばれています。ホーリーとは、モチノキ属の植物のことです。

セイヨウヒイラギはクリスマスの季節に鉢ものや生花として流通し、リースなどの装飾用として利用されます。セイヨウヒイラギは常緑の葉が永遠、赤い果実はキリストの血を象徴しているという理由からクリスマスに飾られるようになったと言われています。

芳香がある白色の花「セイヨウヒイラギ」

セイヨウヒイラギの開花時期は4月~5月で、芳香がある白色の花が落下傘状に集まって咲きます。

セイヨウヒイラギの果実は、11月ごろに赤く熟します。

セイヨウヒイラギの葉は互生し楕円形で光沢があり、葉の縁に鋭い鋸歯があります。

セイヨウヒイラギは萌芽力があるので、生け垣として用いられることもあります。

ヒイラギとは花の開花時期と果実の色の違いで見分ける「セイヨウヒイラギ」

セイヨウヒイラギの主な品種には「アラスカ」や「ブリリアント」、「フェロクス・アルゲンテア」があります。アラスカは鋸歯が浅くよく結実する品種で、ブリリアントもよく結実しますが葉の元のほうには鋸歯がありません。フェロクス・アルゲンテアは、枝は紅紫色で葉が乳白色の覆輪になります。

セイヨウヒイラギによく似ているヒイラギも、葉の縁に鋭い鋸歯があるのが特徴の常緑高木です。モクセイ科のヒイラギは耐寒性があり丈夫な樹木で、山野に自生するほか公園や庭園の植栽としても人気があります。

セイヨウヒイラギとヒイラギの見分け方には花の開花時期と果実の色の違い、そして冬の状態があります。

花の開花時期と果実の色の違いでは、セイヨウヒイラギは春に白い花を咲かせて初冬に赤い果実を実らせます。ヒイラギは初冬に白い花を咲かせ、初夏に黒紫色の果実を実らせます。冬の状態では赤い果実が実っていたらセイヨウヒイラギ、冬に白い花が咲いていたらヒイラギです。

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